私のインスタ生活

私のインスタ生活

2019年6月17日、Instagramを始めました。
全く興味がなかったんです。とはいうものも、メリットも楽しさもわからずに過ごしてきた私が、やらずにつまらなそうと言うのは違うかなーと思い、実証実験することにしました。課題は、楽しいのか?続けることは簡単か?フォロワーは増やせるものなのか?
ただ、実験だから面白くない写真にいいねとつけてもらえる等の忖度になるといけないので、今回は『友達や知り合いはお断り』を条件にしました。
だから、やり方を誰かに聞くことはせずネットで必死に調べてあーでもないこーでもないと頭を悩ませながら、フォロワー0人からスタートしました。どれか一本に絞った方がよいのかなと思ったのですが、私には私の流儀があると勝手に粋がって、犬、花、景色の三本で好きなようにほぼ毎日投稿していきました。
初めは2~3人しか見てくれない、心が折れそうになる日々。一体どうしたら誰かが見てくれるようになるのか・・・
試行錯誤を繰り返しながら4ヶ月が過ぎ、気付けば投稿枚数は100枚を超え、フォロワー数も150人を超えました。時々、コメントをもらいそれに返す。知らない人なのに知り合いのように話す。年齢も性別もわかっていない。国だって知らないのに勝手に翻訳してくれる。なんとも不思議な感覚。これはインスタの魅力なのか?
自分が気に入った写真を投稿して、それにいいねしてもらえる。その喜びでまた写真を撮り続ける。それが次第に、もっとみんなからいいねしてもらえる写真を撮らなければという強迫観念にも似た気持ちに変わっていた。義務化されてない?
メリットとデメリットが常に表裏一体になっていて、それを楽しめている瞬間と煩わしくなっていく自分。要するに飽きてきた。元々、飽きっぽい性格だから。
インスタをしなければ知らないままだった、世界中の素敵な写真を見ることが出来た。自分の思ういい写真と、他人が思ういい写真に大きく違いはないことがわかった。今の時代だからこそインスタで、世界は案外身近なのだと思えた。世界のどこかに自分を認めてくれる人がいるのだとわかった。
でも、中には悪い人もいるかもしれないから、そこは賢く、気をつけなはれや。

かくして、近々インスタをやめることにし、これまで投稿した写真をダウンロードしておくことにしました。そこで、気付いたこと、パスワードを覚えていない。これまで、インスタを始めてから一度もログアウトしたことがなかったんです。
こんないい加減な私でも、楽しんで出来ました。百聞は一見に如かずだなと、よい経験が出来たなと思いました。でも、ごめんなさい。飽きっぽいんです。

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